いい人間関係を作り、自分自身のストレスもなくなる

気くばり・心くばりのコミュニケーション術 アクティブリスニング&アサーション

  • 受講期間:2か月
  • 受講料:19,980円 (個人受講料:24,300円)

コミュニケーションを上質にする
2つのスキルで
「聴く」「伝える」が確実に
できるようになります。

学習のねらいと講座の特徴

● ほんの少しの気配りで、コミュニケーションはもっと上質になる 
相手といい関係を築くことができる人には、ちょっとした秘密があります。秘密とは言っても、答えは簡単。気配りと心配りです。たとえば、「伝える」と「伝わる」は違います。自分はきちんと伝えたつもりでも、相手に伝わっていなかった、あるいは内容が間違って伝わっていた、という経験が、あなたにもありませんか?
そこで本コースでは、そういったミス・コミュニケーションを防ぎ、相手にきちんと伝えるために、いつもよりも、ちょっと多めの気配り・心配りを会話に盛り込むことで、「聴く」「伝える」をスムーズかつ確実にするためのヒントや考え方、テクニックを学んでいきます。 
● こんなコースです
  • ・相手といい関係をつくるためのスキルである、「聴く技術=アクティブリスニング」と「伝える技術=アサーション」。この両方を一度に学習できます。
  • ・顧客といい関係をつくりたい営業担当や販売担当、部下にどう思われているかが気になって言いたいことが言えない上司など、「聴く」「伝える」ことに難しさを感じている方におすすめです。
● アクティブリスニングとは?
相手が気持ちよく話ができる雰囲気をつくって、気持ちや考えなどを聴き出すことです。
● アサーションとは?
相手の気持ちや考えを尊重しながらも、自分の気持ちや考えを相手に率直に伝えることです。
● たとえば、アサーションってこんなこと
帰り支度をはじめた部下に、急きょ明日の10時までに必要になった書類の作成を依頼したいとします。こんなとき、あなたならどう頼みますか?
A:「この書類、明日までに絶対必要だからつくっといて!」
B:「頼みたいことがあったんだけど、もう帰るところだよね…」
C:「急きょ明日の10時までにこの書類が必要になったんだ。悪いけど今日中に仕上げてくれるかな?」

Aは攻撃的、Bは非主張的、Cがアサーションのスキルをつかった頼み方です。

 

● 受講特典:『自己発見テスト Pazz』
IECの通信教育を受講いただいた方には、『自己発見テスト Pazz』のチャレンジ権を無料でお贈りしています。
Pazz(パズ)とは、仕事に大切な24のチカラを見える化する自己発見テストです。 Web上に用意された75の質問に答えることによって、自分が現在、どのような特性があるのかを確認することができます。 15分ほどで終わるので、今後の学習のヒントにするためにも、ぜひPazzにトライしてみてください!
https://iec.co.jp/pazz/
pazz

 

講座カリキュラム

1か月目
アクティブリスニング
―聴く技術―

■第1章 しっかり「聴く」こと、できている?
普段の「聴く」を振り返ってみよう/人の話を「聴く」のは「話す」より難しい/人の話を「聞く」と「聴く」の違いって?/「聴く」ことでこんなにたくさんのいいことが…

■第2章 まずはよい聴き手になろう
よい聴き手になるためにアクティブリスニングを身につけよう!/よい聴き手になるための心得(その1)―「聴き役に徹する」―/よい聴き手になるための心得(その2)―「批判・否定しない」―/よい聴き手になるための心得(その3)―「受け止める・共感する」―

■第3章 相手が話しやすくなるアクティブリスニングの基本スキル
表情やしぐさで「話しやすい」雰囲気をつくる/あいづち・うなずきで相手の気持ちを引き出そう/繰り返し・言い換えで安心させて内容確認/質問することで理解と共感をさらに深めよう

■第4章 アクティブリスニングを実践してみよう
初対面の顧客から話を聴く/顧客からのクレームを聴く/同僚の仕事上の悩みを聞く/会議で発言者の意見を聴く/上司からのアドバイスを聴く/トラブルを起こした部下の報告を聴く/自信を失った部下の愚痴を聴く/面接官として応募者の話を聴く

2か月目
アサーション
―伝える技術―

■第1章 しっかり「伝える」こと、できていますか?
普段の「話し方」を振り返ってみよう/「言いたいことが言えない」理由とは/「話す」と「伝える」はこんなに違う/「伝える」ことで積極的に行動し、自分らしく生きよう

■第2章 しっかり伝える話し手になろう
しっかり伝えるためにアサーションを身につけよう!/しっかり伝えるための心得(その1)―「正直に、率直に」―/しっかり伝えるための心得(その2)―「『対等』を忘れずに」―/しっかり伝えるための心得(その3)―「自己責任を意識する」―

■第3章 自分の考え・気持ちを相手に伝えるアサーションの基本スキル
「私」メッセージで伝えよう/未来志向で伝えよう/DESC法を使って話してみよう/言葉以外の表現にも気を配ろう

■第4章 アサーションを実践してみよう
頼まれた仕事を断る/部下、後輩をほめる/部下にちょっと無理な仕事を頼む/会議で同僚から受けた批判に答える/顧客に仕事の延期を申し入れる/顧客からのクレームに答える/上司に反対意見を述べる/部下、後輩をしかる

教材構成 テキスト2冊/提出課題2回

 

受験生のみなさんから寄せられた声

●どんなに余裕がない状態でも、新しい仕事を頼まれると断れず、やるべき仕事がたまっていく一方でストレスがたまっていました。この講座でアサーションの考え方やスキルを学び、「無理だったら断ってもいい」と意識を変えることができ、大変気持ちが軽くなりました。(事務・女性)

 

●お客さまとの商談に活かせないかと思い、受講しました。いままで自分が意識していなかったようなことをたくさん知ることができ、日頃のコミュニケーションを見直すうえで大変参考になりました。(営業・男性)

 

制作担当者からのひと言

 コミュニケーションのスキルを学んでも、実際にどこでどのように使ったらいいのかの判断が難しいと感じていました。そこで、この講座では、アクティブリスニングとアサーション、それぞれのスキルについて、実際に学んだあとに、実際のビジネスの現場でどのように使ったらいいのか、それによってどんな効果が得られるのかについて、ケース・スタディを入れました。実際に学習したスキルを実際の仕事の中でどのように使えばいいのかがイメージできるので、実践していただきやすいと思います。