最小の労力で、問題解決の最短距離を行くための考え方・アタマの使い方を学ぶ

仮説思考力とフレームワーク思考力の高め方

  • 受講期間:2か月
  • 受講料:19,980円 (個人受講料:24,300円)

仮説思考とフレームワーク思考を
身につけることで、
仕事力と問題解決力が
高まります。

学習のねらいと講座の特徴

● こんなコースです!
現在の問題解決の中でも主流となっている2つの思考法、「仮説思考(問題や課題がなんなのか結論から考える)」と「フレームワーク思考(問題をフレームで、俯瞰的に捉える)」を身につけることにより、仕事に役立つ思考力と問題解決力を高めていきます。
● 仮の結論を先に考える――仮説思考
仮説とは、問題に対する仮の結論のことです。例えば「音楽CDの売上が減少している」という問題に対して、「若者がCDよりも携帯にお金を使うようになったのでは?」と仮に出した答が仮説です。この仮説が正しいか検証し、正しければその仮説に対する解決策を考え、正しくなければまた別の仮説を立てます。この一連の仮説→検証→解決というプロセスが仮説思考です。仮説思考の良いところは、少ない労力で結論を得ることができること。仮説を立てずに結論や解決策を得ようとすると、論理的に積み上げなければならず、時間と労力がかかります。まず結論から考えてそれを検証する、という方が、はるかに効率的に問題解決が行えるのです。 
● 全体から考える――フレームワーク思考
また、仮説を立てる際の情報や論点の整理、あるいは仮説を検証する際に役立つのが、フレームワークです。問題をフレーム(MECE/マトリックス/PDCA/5W1H/3C/SWOTなど)に切り分け、俯瞰的に捉えます。これにより、個人個人の持つ考えのクセや先入観に影響されることなく、客観的に問題を捉えることができ、問題解決の効率と精度を高めることができるのです。そこで本講座では、フレームワークのしかたと、仮説思考とフレームワークを連携した問題解決の方法について、学んでいきます。
● 目標達成のための実践ノウハウを学ぶ
「心」と「アタマ」の準備ができたら、最終的にはとにかく「実行」あるのみです。そこで、ただがむしゃらに「やる」だけではなく、効率的に目標達成していくための技術やノウハウを学んでいきます。
● 本講座の受講で身につくこと
本質的な仕事の力が高まる/物事の本質を捉える力が身につく/問題解決力が高まる/問題解決のスピードと精度が高まる/他
● 受講特典:『自己発見テスト Pazz』
IECの通信教育を受講いただいた方には、『自己発見テスト Pazz』のチャレンジ権を無料でお贈りしています。
Pazz(パズ)とは、仕事に大切な24のチカラを見える化する自己発見テストです。 Web上に用意された75の質問に答えることによって、自分が現在、どのような特性があるのかを確認することができます。 15分ほどで終わるので、今後の学習のヒントにするためにも、ぜひPazzにトライしてみてください!
https://iec.co.jp/pazz/
pazz

 

講座カリキュラム

1か月目
問題解決プロセスの
基本と
フレームワーク思考

問題解決プロセスの基本とフレームワーク思考 第1巻ではまず、問題解決はどのようなプロセスで行うのかを解説し、次に課題分析の仕方と、課題分析に役立つフレームワークについて学んでいきます。

 

第1章 問題解決のプロセスとは
第2章 課題を分析しよう
第3章 フレームワーク思考と課題分析

 

付加価値を提供できなければ生き残れない時代/そもそも問題解決とは何か/仮説思考ってなに?/フレームワーク思考ってなに?/創造と論理を連携させよう/イシューツリーで課題を構造化しよう/MECEの基本的な考え方を学ぼう/イシューツリーで論点分解をしてみよう/課題分析に役立つフレームワーク/あらゆる戦略の基本軸となる「3C」/競争環境を理解するためのツール「5F」/「SWOT」で自社の強みと弱みを把握する/他

2か月目
仮説の立て方・
仮説の検証のしかた

「仮の結論」から考え、検証しながら問題解決を進めていく仮説思考を学び、問題解決のスピードと効率を高めていきます。

 

第1章 仮説の立て方・作り方
第2章 仮説検証の仕方
第3章 ケースで学ぶ仮説分析からプランニングまでの流れ

 

仮説分析ができたら仮説を立てよう/仮説検証の基本的な考え方/仮説のコツ①「顧客の視点から発想しよう」/仮説のコツ②「常識の枠から自由になろう」/視線の高さが仮説のクオリティを決める/グラフで仮説を検証しよう/比較分析とヒストグラム/トレンド分析/パレート分析/課題の目的と動機を共有しよう/仮説をコンセプトにまとめていこう/検討課題の洗い出しをしよう/作業プランの作成/他

3か月目
思考力を高める
『トレーニングブック』
 仮説思考とフレームワークを自分のものにするための、テキストと連動したトレーニングブックです。練習問題に取り組むことにより、実践的な力を身に付けていきます。
教材構成 テキスト2冊/ワークブック1冊/提出課題2回
執筆指導講師 河瀬誠
東京大学工学部卒業、ボストン大学大学院にて理学修士および経営学修士(MBA)修了。A.T.カーニー(株)にて主に金融・通信業界の新規事業開拓プロジェクトを担当。ソフトバンクにて音楽メディアの新サービスを立ち上げ。現在、知的資本専門のコンサルティング会社(株)アクセルに勤務。日本企業が蓄積してきた強みを生かす経営改善を推進しつつ、大手電機メーカーや金融機関等にて戦略策定の研修を行っている。趣味はバックパッキング。今まで60カ国以上を旅した。著書に『戦略思考コンプリートブック』(日本実業出版社)、『戦略思考のすすめ』(講談社)などがある。

 

制作担当者のひと言

問題解決に関する思考法を学びたい、という声にお応えして開発された講座です。今回は、世の中にある思考法の中から、最も学びやすく、学んだことによる効果の高い2つの思考法を、ピックアップ。ビジネスマンにとって最適なツールを手に入れることができるでしょう。練りに練ったテキストによる学習効果はもちろんのこと、ワークブックによって実践的な力を高めていくのが本講座の大きな特徴です。考えながら学んでいくので、講座を修了した頃には問題解決力が大きく向上していることでしょう。私自身、開発に携わってとても勉強になりました。考え方のコツがとてもわかりやすく整理されているので、時間のないビジネスマンの方々でも、効率的に、かつ楽しく学ぶことができるでしょう。おすすめです。