相手に説明しても、
理解してもらえていない。
どうやって教えようかと
悩んでいる人のための講座です。
下図は、学習の流れを示したものです。
1か月目 教えることの目的 と結果 | ■第1章 教えることの目的と結果、その基本的手法 「教える」とはどういうことか/「わかる」とはどういうことか/企業にとっての「教える・わかる」とは ■第2章 「わかる」ということの心理的プロセス 「わからない」という自覚と学習意欲/学ぶ側の心理状態の変化を知る/達成満足感情と習慣化 ■第3章 教えるための環境整備と動機付け 効果的な環境整備/理解を促進させる動機付け/振り返りと評価のサイクル |
2か月目 基本となる教え方・ 説明のしかた | ■第1章 相手に“理解させる”教え方・説明のしかた 目標(ゴール)をイメージさせて理解を促す/論理思考(なぜ? を突き詰める)で理解を促す/アウトプット(言わせる、書かせること)で理解を促す ■第2章 理解を促す資料のテクニック 構造化して理解を促す/視覚から理解を促す/図表を使って理解を促す ■第3章 理解を促す説明のテクニック イメージをさせて理解を促す/疑似体験をさせて理解を促す/質問に答えさせながら理解を促す |
3か月目 相手を動かす教え方 ・説明のしかた | ■第1章 環境準備と動機付けの具体的なテクニック 組織と人事における環境整備の具体策/信頼関係の作り方・壊し方/やってみよう!と思わせる動機付け ■第2章 コミュニケーションのテクニック 「聞き方」と「話し方」/わかりやすい文書を「書く」ためのポイント/性格タイプに合わせた教え方 ■第3章 「やってみよう!」につながるテクニック 「やってみたくない!」の壁を取り除く/一緒に考えて理解を深める/理解度を正しく確認する |
教材構成 | ■通常版
■PCP版 |
著者 | 芦屋 広太 オフィス エーロン プランニング代表。IT教育コンサルタント。優秀人材の行動プロセスを分析した「ヒューマンスキル教育」をモデル化し、雑誌や書籍への発表、学生・社会人向けの研修を実施している。著書に『IT教育コンサルタントが教える 仕事がうまくいくコミュニケーションの技術』(PHP社)、『SEのためのヒューマンスキル入門』(日経BP社)など。 |
学校教育などの「教える」は『わかりました』、仕事の「教える」は『やってみます』でければいけません。多くの人が、はじめて後輩を持ったときに実感することだと思います。
本講座は、そんな「教える」ことへの悩みや難しさを解決するための方法が必要だということから企画したものです。実際に講座を制作するなかで、制作担当である自分自身の後輩への教え方も向上しました。ほとんどの場合、「教わる側」の考えや状況をちゃんと理解せずに、ただ当たり前のことを説明している というワナに陥っています。相手がやってみよう、動いてみようと思えるような教え方のノウハウがわかれば、より効率的で効果的な指導育成につながります。どうすれば相手がわかって動いてくれるのか、まずは教えるほうからやり方を工夫してみてはどうでしょうか?
●とても役に立つ内容で受講して本当によかったです。受講させて頂いてから、仕事上での教わり方、質問する時の話し方への意識が変わりました。子供に対しても同じく「やってみよう!」と意欲をわかせられるように受講させて頂いたテクニックを少しづつ活用させて頂いています。お陰で子供も苦手な漢字テストが90点以上取れるようになりました。人対人ですので話し方(伝え方)の一工夫で大きく状況も変わる事を実感しました。(事務・女性)
●教える為に必要な、深い理解に対する理解、理解を促すためのテックニック、学習者とのコミュニケーションの取り方などがわかりやすく説明されていたのがよかったです。新人に仕事を教える時にこの講座の考え方やテクニックが役立っています。(事務・女性)