アジア人の心の
琴線のありかを知る。
インバウンド・ビジネスのプロから、
おもてなしの秘訣を学びます。
1か月目 インバウンド・ビジネスとアジアの国の基礎知識 | 第1章 インバウンドビジネスってなに?
第2章 アジアの「国」を知る
第3章 アジアの「人」を知る |
2か月目 アジア人の買い物観と購買心理 | 第1章 インバウンドビジネスの最前線
第2章 インバウンドビジネスのプロに聞く
第3章 これからのターゲットはイスラム圏 |
3か月目 ワークブック | ワークブックを使って、本コースで学んだアジア人の購買心理について整理しながら、理解を深めていきます。 |
教材構成 | テキスト2冊/ワークブック1冊/提出課題3回 |
1968年、札幌市生まれ。地元出版社勤務を経たのち、東京の中国語学校で学び、その後、湖南省長沙市へ。湖南師範大学に留学する傍ら、知人が経営する日本語学校で講師を務めた。中国渡航歴は50回以上。現在は主にアジアの社会・文化・旅をテーマに、フリーライター、フリー編集者、フリー翻訳者として活動するかたわら、タイ人のインバウンド企画にも関わっている。
最近、「ビジネスチャンスはインバウンドにあり」という声をよく耳にします。実際、中国をはじめとするアジア圏からの観光客は右肩上がりで増加しており、中国人観光客の「爆買い」に象徴される彼らの旺盛な消費活動が、明るい材料が少ない日本経済に大きなメリットをもたらしていることは改めて説明するまでもありません。アジア各国がめざましい経済成長を続けているなか、すっかり定着した感がある円安も追い風となり、東京五輪に向け、この先も訪日観光客の伸びが鈍化することはないでしょう。
インバウンドビジネスの恩恵を受ける業種は、飲食、宿泊、観光、交通、ショッピングなど多岐にわたり、地域的にみても、大都市に限らず、むしろ地方にこそ大きな好機が訪れています。しかし、いかに日本人気が高いとはいえ、「黙っていてもお客さんは来てくれる」ほど、インバウンドビジネスは甘くありません。しばらくの間は好調が続いたとしても、多くのリピーターを獲得することができなければ、ブームは一過性のもので終わってしまいます。
いい商品、いいサービスを提供することは当たり前の話。そこからもう一歩踏み込んで、いかに楽しんでもらえるか常にアイデアを巡らせ、単に「売る」だけではなく「もてなす」というマインドを持つことが、インバウンドビジネス成功の要諦だと思います。
本コースでは、インバウンド業界に精通するプロへの取材を通し、アジア人観光客と向き合う際のポイントを、いくつかのテーマごとにまとめました。また、中国・アジアへの豊富な渡航歴を有し、ライター業の副業ながら北海道でタイ人観光客関連のビジネスに携わっている筆者自身が感じたこと、学んだことも紹介させていただきました。
これから本格的にインバウンドビジネスに従事したいという受講生だけではなく、すでに最前線の現場で活躍されている方にとっても、今後のお仕事に役立つテキストとなってくれれば幸甚です。ともに日本の素晴らしさをPRしていきましょう!
●インバウンドビジネスに自分は関係ないが、おもしろそうな講座なので始めましたが、とても興味深く、自分にもまた会社にとっても将来関係があるように思え、もっと知識を深めていきたい分野となり受講してよかったです。(接客・30代・女性)