統計データは宝の山
数字とグラフを読み取りながら、
日本と世界の「今」について学んでいきます。
注)国の順番は世界各国の評価についてのプラスの割合の大きい順。空白部分は「一概には言えない」「どちらともいえない」「分からない」「無回答」。世界各国の評価は、22カ国、24,090人(各国約1,000人)の成人を対象とした面接及び電話による調査による(2012年調査は2011年11月6日~2012年2月17日調査実施)。22カ国は図のなかのEU、南アフリカ、イスラエル、北朝鮮、イランを除く国のほか、メキシコ、ペルー、チリ、エジプト、ナイジェリア、ガーナ、ケニヤ、オーストラリア、インドネシア、スペイン(ブラジル、中国、エジプト、インドネシア、ケニヤは都市部のみ)。世界各国の評価には自国への評価はカウントせず(従ってこの場合は21カ国の評価となる)。 資料)BBC World Service
1か月目 日本と世界の 社会・文化・政治 | 社会、文化、政治について、各グラフの特性を活かした表現方法とともに、日本と世界を比較して、意外な事実を学んでいきます。
序章 統計データとは何か |
2か月目 日本と世界の 経済・生活 | 経済、生活について、グラフや相関図を使って学びます。また統計データの、ちょっと変わったアウトプットの仕方も見てみます。
第1章 日本と世界の「経済」 |
3か月目 ワークブック | ワークブックを学習。1ヶ月目と2ヵ月目で学んだことを実践していく期間です。ニュースや新聞で見かけた気になるグラフやデータを使います。 ニュース等で見かけたグラフの表現がよいものかどうか考察したり、目に留まったデータをグラフ化するなど、今まで磨いてきた視点を活かすためのワークに取り組みます。 |
教材構成 | テキスト2冊/ワークブック1冊/提出課題3回 |
著者 | 本川 裕(ほんかわ ゆたか)
1951年、神奈川県生まれ。東京大学農学部農業経済学科卒。財団法人国民経済研究協会常務理事研究部長を経て、現在アルファ社会科学株式会社にて主席研究員、立教大学にて兼任講師を務める。そのかたわら、主宰するWebサイト『社会実情データ図録(http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/)』において、様々な団体から発表されている統計データをグラフと解説で分かりやすく発表している。 |
●自身の日常業務に役立つ学びとして、特に膨大な情報量を資格に訴える形で集約する際の手法の幅を広げられたと感じています。グラフは他人への理解を求めやすいばかりでなく、字面を追うだけでは自分でも気付けなかった事柄を、不意に教えてくれたりすることもあるため、積極的に活用してみたいと思います。(地方公務・30代・男性)
●種々の統計データの見方を学ぶことによって、お客様のアンケート結果などをいろいろな角度で見ることにより、因果関係が見えきそうです。(製造・40代・男性)
●客観的な日本や世界の現状を把握できるので、様々なコミュニケーションの中で活用出来そうだと思った。(製造・30代・男性)
●今回のテキストは単に問題を解くためだけのものではなく、計画策定や事業の企画立案にも活用できる資料が豊富に存在し、講座を受講して本当に良かったという満足感でいっぱいです。今回学んだ成果を日常業務に活かしていきたいと思います。(地方公務・40代・男性)
普段、私たちは、テレビにしろ新聞にしろインターネットにしろ、ニュースなどの情報は全てメディアを通して得ています。そのため、その情報の伝え方にはなんらかのバイアスがかかっていることもあるでしょう。そうした中では、統計データを元にしたグラフは何らかの説を補強するための材料としか見られません。統計データそのものを、なんの先入観もなしに読むということは、残念ながらほぼないのです。
しかし本来、統計データには様々な情報が隠されており、データそのものを読むことによって知ることの出来る、意外な事実というものがあるのです。そうしたことを知る、好奇心を刺激する体験とともに、色々な種類のグラフの特徴、扱い方をこのコースでは学ぶことが出来ます。
データを読むことで知識をつけながら、情報に対するセンスが磨ける、一粒で二度美味しいコースです。