現代のビジネスに通ずる、格好の学びの素材。
受講期間 3ヶ月 受講料:19,440円 (個人受講料:23,760円)
仕事への活用度 ★★★★★
歴史・教養度 ★★★★★
難易度 ★★★☆☆
●現代のビジネスに通ずる、格好の学びの素材
戦国武将の中で、常に高い人気を誇る真田家。弱小領主でありながら何度も家康を翻弄したエピソードは、今もある種の「伝説」として、語り継がれています。真田三代を主人公とした大河ドラマ『真田丸』も、大いに盛り上がりました。常に逆境にさらされていた真田家の戦術・戦略には、順風満帆とはいいがたい現代だからこそ、学ぶべきことがたくさんあります。現代に通ずる学びの素材として、真田三代は格好の素材と言えるのです。

●少ないリソースを活かして戦国の世を生きぬいた真田家の知恵
小さな勢力で家康と互角に渡り合った真田家。少ないリソースを活かして乱世を生きぬいた知恵は、現代のビジネスにも大いに参考になるはずです。そこで本講座では、真田三代を題材に、逆境を跳ね返し、プラスに転じるための知恵と戦略を学んでいきます。真田三代の魅力を味わいながら、ビジネスに活かせる知恵やスキルを身に付けていく、楽しさと実践の詰まったコースです。

●著者は歴史研究の第一人者、小和田哲男さんです
小和田哲男:日本の文学博士、歴史学者。特に日本の戦国時代に関する研究で知られる。静岡大学名誉教授。執筆、講演活動のほかに、NHK『その時歴史が動いた』や教育テレビ『NHK 高校講座 日本史』などで解説を務める。戦国史と現在のビジネスマンの生き方を比較するような著書や公演も多く行っている。NHK 大河ドラマの時代考証も行っており、1996年放映の『秀吉』、2006 年放映の『功名が辻』、2009 年放映の『天地人』、2011 年放映の『江〜姫たちの戦国〜』、2014年放映の『軍師官兵衛』の時代考証を監修している。著書に、『日本人は歴史から何を学ぶべきか』(三笠書房、1999 年)/『歴史に学ぶ「乱世」の守りと攻め』(集英社文庫、2000 年)/『戦国の城』(学研新書、2007 年)/『戦国武将を育てた禅僧たち』(新潮選書、2007年)/『悪人がつくった日本の歴史』(中経の文庫、2009 年)/他多

●受講特典:『自己発見テスト Pazz』
IECの通信教育を受講いただいた方には、『自己発見テスト Pazz』のチャレンジ権を無料でお贈りしています。
Pazz(パズ)とは、仕事に大切な24のチカラを見える化する自己発見テストです。Web上に用意された75の質問に答えることによって、自分が現在、どのような特性があるのかを確認することができます。15分ほどで終わるので、今後の学習のヒントにするためにも、ぜひPazzにトライしてみてください!
http://www.iec.co.jp/pazz/

真田家の土台・基盤作り編
真田の領地の場所的利点と経済的な基盤/真田の領地経営/武田信玄、山本勘助から学ぶ/沼田城攻略/滝川一益との交流に見る昌幸の姿勢/真田の城づくり/第一次上田合戦の戦術/昌幸の能力と姿勢/真田十勇士という物語はどうして生まれたのか/他
幸村編
第二次上田合戦から見る、大局を見据えた思考力と戦略的な思考/九度山での生活に見る、幸村の忍耐力/大坂冬の陣 真田丸に見る、臨機応変な思考力/幸村はなぜ、寝返り交渉に応じなかったか/大坂夏の陣 幸村の失敗/道明寺合戦後の挽回/茶臼山の戦いに見る、諦めない心/なぜ人々は、真田幸村にひきつけられるのか/他
ゆかりの地を訪ね、歴史を知る旅
真田家にまつわる城、街、寺社仏閣、古戦場などを紹介しながら、歴史と地理を学んでいきます。
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■教材構成

■著者

テキスト3冊/提出課題3回

小和田哲男(おわだ てつお)(文学博士、歴史学者、静岡大学名誉教授)
日本の文学博士、歴史学者。特に日本の戦国時代に関する研究で知られる。静岡大学名誉教授。
小和田哲男先生
私は、歴史は鏡であるとよく言っています。過去を写し、未来を照らす。歴史をただ過去のものとして所謂回顧趣味で終わらしてしまえば、本当の歴史ではありません。むしろ歴史を学ぶことによって、自分の生き方の指針にする。そういう姿勢を多くの人も持ってもらいたいなと思っています。
本コースでは、具体的に歴史の事実として、誰がどういう場面で発揮したのか、実務に関するスキルに直接結びつけた新たな捉え方で解説しています。自分に照らし合わせながら学ぶことにより、多くのヒントを得ていただければ幸いです。
株式会社アイ・イーシー tel:03-3263-4474  e-mail:info@iec.co.jp